PHILOSOPHY経営理念

経営理念

美味しさと幸せをお届けし、人と文化を育んでいく。

私達は、真心を込めた安全で美味しいお食事を提供し、世界の皆様に幸せをお届けします。

そして志ある仲間と共に学び、挑戦し、
日本が誇る国民食文化を育み伝えていきます。

MESSAGE代表メッセージ

  • 失敗こそが成功のもと
    努力こそが成長のもと

    代表取締役社長 CEO 松野 克成

  • 代表メッセージ

私は、高校を卒業した19歳の時にラーメン店に修行に入りました。
大学への進学を希望していましたが、16歳の時に父が他界したこともあり、経済的な理由で母の手助けをしたく働く事を決断しました。

なぜラーメン店への修行を考えたのかというと、その当時から明確に経営者になりたいと考えていたことが一つの理由です。
そしてラーメン店という職業を選択したのは、当時、横浜家系ラーメンを食べた時に、その美味しさに衝撃を覚え、自分もこの技術を身に付けたいと思ったことで決意しました。

その後は、色々な横浜家系ラーメン店を食べ歩き、このお店の味を学びたいというお店に出会い、飛び込みで修行させて頂きたいとお願いしました。
約4年間の修行を経て、アルバイトをしながら物件を探し、見よう見真似で創業計画書を作り、金融機関をまわり融資を受け、24歳の時に念願の横浜家系ラーメン松壱家を開業させました。

開業してからというと、自分の思う味を作ることができず、来て頂いたお客様に申し訳なく、謝ってお金を返金し、悔しくて情けない思いの毎日だったことを覚えています。
今思うと技術がまだまだ未熟だったのです。

そんな状況だったので、営業時間が終わってから、お店に泊まり込みで研究の毎日。そして店休日には、他のお店にお願いして勉強させて頂いた日々でした。
その努力の甲斐があって、自分の思う味が作れるようになり、お客様にも喜んで頂けるようになっていき、お店は順調に回るようになっていったのです。その歳月は2年間以上かかりました。

その後、1号店をオープンしてから5年後に2号店目をオープンさせました。
1号店を順風満帆にさせた自信もあり、2号店目も順調に軌道に乗せる自信はありましたが、ここでまた大きな壁にぶつかりました。
同じ製法でもスープを作る職人によって、味ブレが生じたのです。1号店と2号店の味が日によって変わってしまう事が多発したのです。

そこからまた研究の日々です。営業が終了してから泊まり込みで必死に研究しました。
何店舗出店しても、誰が作っても、365日美味しい味をお客様に提供できるように。
そして、7年の歳月をかけてようやく納得のいくスープが出来上がったのです。

私には、秀でた才能はありません。だからこそ失敗を繰り返し、人より努力をしなくてはならなかったのでしょう。
しかし、味にこだわり続け、お客様に絶対に喜んで頂ける味を作る。
「何度失敗しても諦めずに挑戦し続け、必ず成功させる」という強い信念をもってやってきました。
これからもその気持ちは変わりませんし、これらの努力が自分を成長させてくれた最高の宝物です。

経営者を志す方、現在経営をされている方々は、この先多くの困難があると思います。
しかし、諦めず何度失敗しても強い心を持ち、立ち向かい続けて下さい。
失敗こそが成功のもと。努力こそが成長のもとです。
私たちは、信念を持った経営者を志す方、現経営者の方々と共に学び、挑戦し続け、日本の国民食文化を広げていきます。

代表取締役社長 松野 克成