- 2019-8-29
- ラーメン屋のお金事情

ラーメン店は1杯1,000円のラーメンの売上から家賃や人件費、水道光熱費などのさまざまな経費を捻出していかなければなりません。ここでは、これからラーメン店を始めようと思っている方に、これらの経費項目の中の「水道光熱費」について、節約方法、コントロール方法をご紹介します。
目次
■ラーメン店は水道光熱費がたくさんかかる?
ラーメン店の特徴として、下ごしらえや下準備のため厨房にいる時間がどうしても長くなり、その分水道光熱費が高くなってしまうということがあります。一般的にラーメン店の1ヶ月にかかる水道光熱費の割合は売上の7〜10%が適正比率だと言われています。毎月100万円の売上の場合、水道光熱費は7万円〜10万円かかるということです。なぜこんなにもかかるかと言うと、ラーメン店はじっくり煮込んだスープが魅力でもある「煮込み」に時間がかかるのと、他の飲食店を比較しても回転率がものを言うラーメン店では来店客数を上げて行かなければならないため、客数が増えれば増えるほど、食器を洗うための水道代などが多くかかってしまうのです。他にも、飲食店においては空調や看板などの電気代で光熱費がかかってくることも忘れてはなりません。毎月100万円の売上の中から7万円程度の水道光熱費を支払っていくことだけ見れば何てことないと感じるかもしれませんが、ラーメン店の必要な経費項目は水道光熱費以外にも家賃や人件費、雑費や販促費などがあります。これらを毎月支払っていくためには、やはり一つ一つの経費をコントロールしていくことがラーメン店を続けていくポイントにもなるのです。
■ラーメン店の利益率は?売上に対する必要経費の適正比率
ラーメン店を経営していくために1ヶ月に必要な経費とその適正比率は以下の通りです。
・水道光熱費:売上の7%
・家賃:売上の10%
・人件費:売上の30%
・雑費:売上の10%
・材料費:売上の30%
この比率で経営することができれば、ラーメン店で13%の利益を生み出せると言われています。そして、その利益率であればラーメン店として継続していけるとも言われています。1ヶ月100万円の売上を出せば13万円が利益となる計算です。もちろん、全てのラーメン店がこの比率で経営しているわけではありませんし、適正比率を鵜呑みにするのも実はおすすめできません。というのも、コントロールできるところはコントロールした方がいいからです。個人でラーメン店を始める予定の方はこの理想となる適正比率を目標にすると良いかもしれませんが、ウルトラフーズのようなボランタリーチェーンに加盟することで、より経費をコントロールすることができ、抑えるべきところは抑えることができるのです。
■水道光熱費をコントロールする方法ってあるの?
では、ラーメン店でかかる水道光熱費をコントロールする方法はあるのでしょうか。もともと飲食店は水道光熱費が多くかかる業種ですが、すでにご説明したように、特にラーメン店では水道光熱費が多く必要になります。ここからは、ラーメン店で水道光熱費をコントロールして節約する方法をご紹介します。
ラーメン店の水道光熱費コントロール:看板の電球をLEDにしておく
店内などでLEDを使うと明るすぎるという場合もありますが、看板の電球にはLEDを使用するのがおすすめです。看板の電気は営業時間中常に点灯しておかなくてはならないので、電球をLEDに代えることで電気代の節約に繋がります。他にもLEDはやはり寿命が長いという点もメリットとしてあげられるでしょう。
ラーメン店の水道光熱費コントロール:エアコンの掃除はこまめに
ラーメン店はガスをよく使うため、厨房がかなり暑くなります。さらに熱いラーメンを食べて汗をかくお客様のためにも、店内をとても涼しくしています。ラーメン店においてエアコンの電気代は、水道光熱費の中でも比率が高い部分なので、少しでもコントロールしたいところ。そのため、こまめにエアコンのフィルター掃除をして油汚れや埃を取り除いておきましょう。これだけで電気代の節約に繋がります。また、古いエアコンの場合も電気代がかかるので、省エネタイプのエアコンへの買い替えも視野に入れましょう。
ラーメン店の水道光熱費コントロール:ガス会社を見直すのも必要
ラーメン店ではガス代も無視出来ないほどかかります。少しでも抑えるためにはプロパンガス会社を安い料金の会社へ変更する、ということも大きな節約になります。ガス会社によっては基本料金などが無料のところもあるので、よく見定めることが大切です。
■最後に
今回はラーメン店の水道光熱費コントロールについて、売上と経費の適正比率や水道光熱費の節約方法をご紹介しました。電球をLEDに交換したり空調設備の掃除や見直しなど、一工夫することでラーメン店の水道光熱費はコントロールすることができます。少しでも経費を抑えてその分を利益に還元できるようにしましょう。
ラーメン店の水道光熱費をよりコントロールして利益率を上げたいなら、ウルトラフーズがおすすめです。ウルトラフーズは人気繁盛店「横浜家系ラーメン松壱家」「No.1GOLDENRAMENゴル麺。」を運営している神奈川県発祥のラーメン店で、「ラーメン店を開業したい!」という人開業支援サポートをしています。ウルトラフーズのボランタリーチェーン(開業支援)サービスは一般的なフランチャイズビジネスとは異なり、屋号も看板もラーメンの価格設定も自由にできるのが特徴のサービスです。自分のラーメン店として、屋号も看板も好きなようにこだわりを持つことが出来て、かつ肝心のラーメンは実績ある人気繁盛店と同じラーメンを提供できるというのだから心強いですよね。独立したラーメン小売店が単独で行うような仕入れを共同で行えるため、大幅なコスト削減に繋がるというラーメン店オーナーにとっては有難いメリットがあります。
また、食材の原価率だけではなく、時間や水道光熱費、人件費なども節約できるのもウルトラフーズのメリットです。通常、スープの仕込みをするとなると20時間以上かかり、電気や水道光熱費、人件費がかなりムダになってしまいますが、ウルトラフーズの場合は違います。20年以上にも及ぶ研究を積み重ねた独自の製法と技術を守りながら、衛生面・安全性が万全の工場で効率良く一括製造し、それを急速冷凍して加盟店に届けてくれるため、味ぶれが無く、誰でも365日24時間安定した味をムダなく提供する事が出来るのです。水道光熱費をコントロールしながら高品質なラーメンを作りたい…、そういう場合はぜひウルトラフーズの開業支援を利用してみてください。