ラーメン店で人件費をコントロールする方法は?適正な人件費率とは

今回はラーメン店を経営していく上で最も大きい経費である人件費について、ラーメン店の人件費コントロール方法や、適正な人件費率についてご紹介します。これからラーメン店を始めようと思っている方は是非参考にしてくださいね。

■ラーメン店と人件費の関係

ラーメン店を経営していくうえで、最も頭を悩ませる経費が人件費です。皆さんはラーメン店で人件費がどれくらいかかるかご存知ですか?もちろん、雇うアルバイト従業員の人数にもよりますが、月100万円の売上を上げるラーメン店の場合、かかる人件費の適正比率は30万円前後と言われています。しかし、これはあくまでも理想論。もっと多くの人件費がかかっているラーメン店も少なくないでしょう。ラーメン店を上手に経営していくために適正な人件費率は30%と聞くと、「売上の30%も人件費に!?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、回転率がものを言うラーメン店において、店長一人でお店を回すことはやはり無理があります。いくら人件費が節約できたとしても、ラーメン店の回転率が下がってしまい、売上が下がってしまっては本末転倒ですよね。月100万円売り上げるラーメン店であればやはり2〜3人程度のアルバイト従業員は常に雇っておきたいところですし、その方が当然回転率も上がり、効率よくお店を回すことができるので売上も上がります。

■ラーメン店の人件費シュミレーション

では、具体的に月100万円売り上げるラーメン店の人件費をシミュレーションしてみましょう。アルバイト従業員は昼夜に分かれてホールに1人、厨房に1人と仮定し、時給は900円と設定します。その場合、900円×3時間×2人+900×5時間×2=14,400円が、このラーメン店の1日あたりにかかる人件費となります。これが26日出勤となると374,400円になり、これがこのラーメン店の1ヶ月あたりの人件費となります。そう思うとやっぱり人件費って高いですよね!数字だけ見ると、毎月こんなにも人件費がかかるのか…と思ってしまいます。人件費はラーメン店の利益率を左右する最も大きな経費であるため、何が何でもコントロールしたいと考えるのは当然のことです。

■ラーメン店で人件費率をコントロールする方法

ラーメン店の人件費率が高いと知り、これからラーメン店を経営していくことに対して自信を無くしてしまった方もいるかもしれません。しかし、諦めるのはまだ早いです。ラーメン店で人件費をコントロールしていく方法はありますよ。ラーメン店の人件費コントロール方法について、いくつかご紹介しましょう。

ラーメン店で人件費率をコントロールする方法:客単価を上げる

ラーメン店の人件費率をできるだけ下げるための方法として、まずあげられるのが客単価を上げるということです。単に人件費を削減することだけに目を向けずに、売上を上げる方法を考えることも大切です。そのためにはどうやったら客単価が上がるかを考え、1ヶ月の売上を少しでも上げる方法を考えましょう。

ラーメン店で人件費率をコントロールする方法:回転率を上げる

こちらもラーメン店の人件費率をコントロールするために、売上を上げる方法です。客単価を上げられなくてもお店自体の回転率を上げることで売上は上がります。お店の導線を見直してみたり、従業員のオペレーションを効率化して、オーダーを受けてから提供できる時間をできるだけ短くするための工夫ができないか、今一度確認してみましょう。

ラーメン店で人件費率をコントロールする方法:券売機などを置く

券売機を置くことで人件費をコントロールできたというラーメン店は多いです。オーダーを客席に聞きに行く手間を省くことで他のことに手が回りますし、そもそも券売機を置くことでオーダーの聞き間違いもありません。また、券売機を置くことで回転率も上がったという効果もあるので、これからラーメン店を始めようと思っている方は券売機を検討すると良いでしょう。券売機は新品だと200万円くらいしますが、リースもしくは中古で購入することも可能です。

ラーメン店で人件費率をコントロールする方法:細かく見込み客を立て、適切なシフトを組む

社員を雇うと簡単に給与を下げることはできませんので、その分アルバイト従業員で人件費をコントロールします。これは時給を下げるという意味ではなく、時間や曜日によって違うラーメン店の見込み客を想定し、細かく適切なシフトを組むことで人件費をコントロールする方法です。ムダのないシフトを組むことで、結果的に人件費をコントロールすることが可能になります。

■人件費以外に必要なラーメン店の必要経費

実際にラーメン店を始める場合、人件費以外にも様々な経費がかかってきます。

ラーメン店の必要経費一覧

・水道光熱費
・家賃
・人件費
・雑費
・材料費など

これらの必要経費を1杯1,000円程度のラーメンから捻出していかないといけないわけですから、やはりそれぞれの経費について、コントロールできるものはした方が良いのです。その中でもコントロールしやすい経費は人件費と材料費といったところでしょうか。これからラーメン店を始めようとお考えの方は、どうすれば人件費や材料費が抑えられるかをしっかり頭に入れ、少しでも利益に還元できる仕組み作りを行ってください。

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