- 2019-8-29
- ラーメン屋開業について

一昔前までは飲食店の販促と言えばチラシ。ラーメン店の新規開店時にはチラシ販促が欠かせませんでした。しかし、現在はSNSが主流。ラーメン店のチラシ販促は効果が無くなってしまったのでしょうか?今回はラーメン店におけるチラシ販促効果についてお伝えしたいと思います。これからラーメン店を始めようと思っている方は是非参考にしてくださいね。
目次
■チラシによる集客方法、ラーメン店でも効果ある?
SNSが主流となった今の時代でもやはりチラシによる宣伝効果は無いとは言いきれません。それどころか、ネット時代と言われる現代では、直接手に取って読めるチラシから、ネットでは伝わらないお店の想いが伝わったり、スマホからではわからないラーメン店の雰囲気、チラシを配布するスタッフの活気がお客様に伝わるため、むしろ今の時代にこそチラシはふさわしい販促物なのかもしれません。
しかし実際、チラシ販促に集客効果は見込めるのでしょうか?1度でもポスティングの作業を経験されたことがある方はわかると思いますが、何千枚と刷ったチラシをポスティングするのは本当に大変で時間と手間がかかりますよね。チラシを何千枚とポスティングしても、チラシがきっかけでお店に来店されるお客様の人数は10人いれば良い方だと言われています。10人に満たないラーメン店もたくさんあります。
チラシ販促は時間をかけたにも関わらず効果が薄いという理由で、やはり手軽に発信できるSNSを中心に販促を行っているラーメン店は多いことでしょう。そもそも、ラーメン店にチラシ販促は必要なのでしょうか。
■チラシによる販促効果とは
ラーメン店だけでなく様々なジャンルのお店がチラシによる販促を行っています。特に宅配サービスを売りにしているピザ屋や寿司屋などは、チラシ販促を利用する場合が多いです。これだけSNSが生活に普及しているのにも関わらず、今も変わらずピザ屋がチラシ販促に力を注ぐ理由は、SNSにはないチラシならではの販促効果があるためです。
チラシによる販促効果:目に留まりやすい
直接チラシをポスティングすることは、必ず一旦は手に取ってもらえますよね。しかし、情報量の多いSNSで、ラーメン店の情報を見にきてもらおうと思ったら、実はなかなか至難の業なんです。まずは直接手に取ってもらい、お店の名前を見てもらえるということだけでも、ラーメン店にとってチラシ販促効果はあると言えるでしょう。
チラシによる販促効果:周辺エリアに宣伝できる
チラシによる販促効果は他にもあります。自分のラーメン店に来てもらいやすいエリアに絞ってポスティングができるということです。SNSでエリアを絞って販促したいと思ったら、ビジネスプランなどを使って高額な費用を支払わない限り不可能です。全国の不特定多数に向けたアピールではなく、実際にラーメン店に来らもらいやすいエリアの人たちだけに存在をアピールできることは、地域密着型の集客で無駄なく集客活動が行えることを意味します。
チラシによる販促効果:自分のラーメン店を知ってもらうことができる
ラーメン店の経営を成功させるためには、ラーメン店の顧客・ファン作りが重要です。ラーメン店のファンになるまでの過程におけるお客様の購買心理を段階に分けると
「認知」⇒「興味」⇒「行動」⇒「比較」⇒「購買」⇒「利用」⇒「愛情」
という7段階になります。つまり、数あるラーメン店の中で、お客様の自分のラーメン店を利用してもらい、ラーメン店の顧客・ファンになってもらうためには、この7段階の過程を経てもらわなければいけないということです。
チラシによる販促効果は、チラシを見てもらうことで自分のラーメン店を印象付け、「どの辺りに出来たのか」「どんなラーメンがあるのか」など、興味関心をそそることができれば、チラシ1枚で「認知」から「比較」までの4段階をクリアすることができるのです。
■集客効果の見込めるチラシデザイン
チラシによる販促効果はお分かり頂けたかと思います。といっても、とりあえずチラシを撒けばいいかと言えば、そういうわけでもありません。やはり見る側の興味をひくチラシを作らなければ意味がないため、チラシデザインや掲載するラーメンの写真などには一工夫が必要になります。
チラシ販促の最大の弱みは「興味のないチラシはすぐに捨てられる」ことです。すぐに捨てられるチラシになってしまうかどうかの決め手となるのは「目を引くデザイン」「インパクト」です。ちなみに、販促用のチラシが捨てられるかどうかは、チラシを手に取ったわずか1秒で決まると言われています。
ラーメン店のチラシ販促では、「行ってみたい」と思わせるようなキャッチコピー、湯気の立ったラーメンの写真など、目立つデザイン、魅力的なデザインを心掛けましょう。また、クーポンやキャンペーンをつけたチラシも見る側を「行ってみたい」と思わせるのに効果的です。
■ラーメン店の宣伝は「食べてみたい」と思わせることが重要
チラシによる販促に限らず、SNSやホームページなどで宣伝して集客をする場合においても同じですが、ラーメン店の宣伝において最も大切なものは、「ラーメンを食べてみたい」と思わせることです。チラシ販促においても、チラシを見る側の立場に立って、客観的に見て「食べてみたい」と思うかどうかという目線でデザインを考えると良いでしょう。
私たちウルトラフーズは一般的なフランチャイズビジネスとは異なり、ボランタリー(開業支援)サービスを展開しています。神奈川県発祥のラーメン店「横浜家系ラーメン松壱家」「No.1GOLDEN RAMEN ゴル麺。」を運営しているウルトラフーズは、ラーメン屋を開業・独立したいという人をフルサポートで支援します。もちろん宣伝、販促についてもアドバイスさせて頂きますので、ラーメン店の経営が初めてでも安心してご相談ください。横浜の「みなとみらい」本社にて、随時、事業説明会を開催していますので、お気軽にお立ち寄りください。